こんにちは!夏が猛暑だと秋が早く終わり冬が厳しく長いといわれていますが、ここマドリードは寒くなったり30度以上にもどったりとなんだかふらふらとした気候が続いています。そんな中で、スペインの扉は秋らしい面影を何とか生活に見出そうとしています。先週は連休だったので久しぶりに友人が拙宅に遊びに来てくれたので、夏の終わりに出回りはじめる果物、ザクロを取り入れたお料理でおもてなし。ザクロのルビーのような赤色がきらきらして見た目も美しく楽しい秋色の一品になりました。
そこで今回はバルでもおなじのスペイン料理の代表的な前菜-サルピコン・デ・マリスコス(シーフードマリネサラダ)にザクロを入れて作ったので、そのレシピをご紹介させていただきたいと思います。
ザクロ入りシーフードサラダの作り方
【材料】
レタスやサラダ菜 適量(好きなだけ!)
ザクロ 1個
茹でだこ 足1本
ブラックタイガー または 車えび 10個
たまねぎ 1/4個
トマト 1個
赤ピーマン(パプリカ) 1/4~1/2個
黒にんにく 1かけ (なければ入れなくていいです。)
**エクストラバージンオリーブオイル 100ml
**ワインビネガー 20ml(ペドロ・ヒメネス赤ワインビネガー使用)
**塩 適量
【下ごしらえ】
ざくろは4つに手で割って、実をつぶさないようにぽろぽろと手でほぐして大き目のボールに入れます。
エビは熱湯で茹でた後、水を切って冷ましておきます。
たまねぎは小さなみじん切りにして氷水に15分ほどさらしておきます。
【作り方】
1.たこ、エビ、ピーマン、トマトをすべて1~1.5cmほどの角切り、黒にんにくはみじん切りにし、ざくろの入ったボールに加えます。
2.水にさらしたたまねぎはキッチンペーパーなどでしっかり水分をふき取りボールに加えます。
3.ドレッシング(アリーニョ)の材料(**を付けたもの)をしっかり混ぜて味を見ます。ドレッシングは結構適当です。お好みに合わせて調整してください。
4.ドレッシングをボールの材料にかけて上下をひっくり返しながら全体に味がなじむようによく混ぜ合わせます。サラダボールにサラダ菜をひいたらその上にサルピコンを盛り合わせて出来上がり!
ちなみにスペインの扉のホームパーティーでは、このザクロ入りサルピコン・デ・マリスコス以外に、ソフリートで煮込んだとろとろ白いんげんの野菜煮込みとバカラオのリゾットをメニューに作りました。このサラダは簡単すぎてお料理と言えないほどですが、友人同士でのホームパーティで、お料理に興味を持ち始めたお子さんと一緒に、または特別な来客がある週末のおもてなしの一品に、是非作ってみてくださいね。
お食事の締めくくりのデザートには、読者の皆様の間でも大好評!10分でできる!極脳バスク風チーズケーキも用意すれば、パーティーが盛り上がること間違いありません!バスク風チーズケーキの作り方はこちらからどうぞ!
美肌効果大!女性の体が喜ぶザクロ
ちなみに、ザクロなんて日本にいたときは子供の頃に一度どこかで試しに口にしたことがあるくらいでそれ以外食べたことがなかったのですが、スペインでは秋になると柿同様スーパーに並びます。興味本位で食べ始めてみたらなんとおいしいこと!このおいしさは何から来るのかしら?とネットでいろいろと調べてみたら、Hortiさんのサイトでザクロには葉酸、カロチン、ビタミンC、ポリフェノール、タンニン、カリウムなど、どうやら女性の体を美しくする栄養素がたっぷり含まれているということがわかりました。(ちなみにHORTIさんのサイトはお花や植物、ガーデニングなどに関するコツがたくさん紹介されていて楽しかったです。これからも参考にしていこうかな~。)まさに、真夏の太陽をたくさん浴びた後、お肌が喜ぶ栄養素がたっぷり!普段からスペイン産、季節のものを食材として取り入れる意識をしているので、夏の疲れた体やお肌がザクロを食べておいしいと喜んだのことにも納得。美肌効果大のザクロは、”スーパーフード”なんて呼ばれて一時ブームにもなったみたいですよ。
今日も最後まで読んでいただき有難うございました。
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