個人旅行を選ばれる人は、とにかく皆さん自分でできるだけ動いてみようかな~という行動派。今のガイドブックは現地在住の人や代理店からの情報がたくさん反映されているので、かなり詳しい情報も掲載されていますし、空港-市内の移動手段についても、特にマドリードとバルセロナは丁寧に案内が書かれています。

それでもやっぱりどうゆうわけか多く受けるのが「市内から空港へ行くにはどの交通手段がいいですか。」またはその逆ルートは?というご質問。 対話の一部だったり聞いてやっぱり納得する、やっと安心する、という心理でなのでしょうね。

というわけで市内から空港までの行きかたについてまとめておこうと思います。今回はマドリード編です。

 

 

マドリードに到着したら

 

マドリードの空港はAdolfo Suárez Madrid Barajas空港という正式名で、4つのターミナルがあります。(表示はT1、T2、T3、T4)。T4は二つの建物に分けられていて、両者間シャトル列車で結ばれています。イベリア航空便は国際便・国内便の全てがT4発着となっています。 T4が作られたのは数年前で、その為古くからあるT1~T3とはかなり離れた場所にあるので、T1/T2/T3とT4間は無料のシャトルバスで移動することになります。

このシャトルバスは、時間帯によって5分/10分/20分間隔と運行間隔が変わっています。でも心配しないで。シャトルは24時間運行していますよ。

 

 

空港から市内までの移動手段

バラハス空港からマドリード市内へ行くには4通りの公共交通手段が考えられます。

1.空港リムジンバス (Linea Express)

T4から出発し、T2/T1経由で市内まで走るエアポートエクスプレス/空港リムジンバス。

運行時間:朝6時~23時30分。

終点駅はアトーチャ駅ですが、途中シベレス広場にも停まるのでグランビア周辺にホテルを取っている場合は、シベレス広場で下車されると良いでしょう。所要時間は約40分。大体いつの時間でも混んでいます。バス停に行った時に、列を作っていて座れそうになかったら次のバスを待つのが賢明かもしれません。バスは遅い夜間以外は15~20分間隔で走っています。

 

2.地下鉄

リムジンバスのように列がないのが地下鉄。 どのターミナルからでもアクセスがあるので分かりやすく、安心して移動できます。ただし、ご自身が最初に目指す場所(下車駅)がどこなのかをしっかり把握した上でご利用ください。マドリードの地下鉄はかなりの線が入り混じっているので、目的地に着くまでには多くの場合、最低1~2回は乗換えをする必要があります。空港の改札/切符を買う場所にはたいてい駅員がいて、切符の購入の仕方を教えてくれたりもするので、その点も初めてマドリードに降り立ち地下鉄を利用する人には安心できるポイントでもありますね。

運行時間:朝6時~夜の1時30分。

 

**スペインの扉の1ポイントアドバイス**

地下鉄を利用する場合、筆者個人のアドバイスは、座れる限り座りましょう、ということ。マドリードの地下鉄は一昔前と比較してとても安全になり、地下鉄構内、車内の警備が増えたとはいえ、いわゆる“スリ”は今でもかなりいます。座っているほうが立っているより荷物に目が届きやすく狙われにくい、という意味で、観光客の方は座って利用されるほうが賢明です。無理であれば、できる限り出入り口から遠い場所で、背中は壁にして立つように注意してください。くれぐれもリュックやかばんが背中に回っていないようにお気をつけくださいね。

 

3.鉄道(Renfe)

バラハス空港T4にRENFEの近郊列車-Cercaniasが乗り入れるようになってから、随分と便利になりました。T1/2に到着して、市内へRENFEで移動したいとお考えなら、空港内の無料シャトルバスでT4へ移動する必要があります。RENFE/地下鉄の改札口は地下一階にあります。市内へ出る列車はC-1またはC-10線です。10~15分の間隔で列車はありますので、目の前で列車が行ってしまてもあせらず、次の列車を待ちましょう。

運行時間:朝5時30~夜の11時30分頃。 どの線なのかにもより異なりますので遅い時間や早朝の利用をお考えの場合は、事前に確認しておきましょう。

 

 

4.タクシー

タクシーの利用もかつてはかなり緊張するものでした。いわゆるぼったくりタクシーが実際に存在していましたから。でも外国からのお客様を多く迎えるようになったマドリード市は、そのイメージを払拭し、サービスを向上するために、空港から市内一定の範囲の移動には均一料金を定めることを決めてくれたので、筆者としてはとても安心しています。

タクシーの利用は、空港-普通の観光客、訪問客が宿泊するであろう市内中心部(具体的には環状高速道路M-30内部)は30 €の定額料金です。わかりやすくていいですね。それまでは20~25€前後+スーツケース追加料金でしたので、タクシーメーターと請求される金額が一致しない、なんてことで戸惑われる利用者もあったので、定額料金は安心ですね。ターミナルを出て、所定のタクシー乗り場からご利用ください。タクシー乗り場はかなりいつも行列ができていますが、あせらずに。見た目よりすぐに列ははけていきます。

 

 

アトーチャ駅構内。 写真Copyright © 2016 Vitalspain • All rights reserved

 

鉄道でアトーチャ駅からバラハス空港へ行く方法

 

 

東京駅ほどではありませんが、それなりにいつも多くの通勤者や観光客、一般利用客でにぎわっていますので、手荷物、スーツケースの管理には注意しておく必要があります。人は多いし、日本語表示はないし・・・。でも上にも下にも空港行きの表示があるので、まずはこういった表示が床にないか探してみてください。

 

 

空港行き RENFE /鉄道の床にある表示。飛行機とT4(ターミナル4)はこちら、と絵で示してあるので案外わかり安いでしょ。

空港行き RENFE / 鉄道駅構内の床にある表示。飛行機マーク+T4(ターミナル4)で空港へ行かれる方ははこちらへ、と絵で示してあるので案外わかり易い。    写真Copyright © 2016 Vitalspain • All rights reserved

 

 

この表示について歩いていくと、空港行きの列車のコンコースに辿り着きます。

 

 

切符の購入

切符は自動券売機で購入するか、駅員さんが売っている窓口で購入するかのどちらかです。自動券売機は言語の選択が可能ですが駅員さんが外国語を話すかは運次第。(券売機には日本語はありませんが英語、ドイツ語などが選べます。)

料金と所要時間

 

2019年9月の時点では片道2.60Euroただしチケットは購入後2時間以内に利用しないと無効となりますのでご注意ください。前日に購入しておいて当日は乗車するだけ、という優等生的な考えだと失敗します。

アトーチャ駅 => 空港までは25分の移動時間です。駅に着いて構内に入って、券売機を探して、乗り口まで行って・・・という時間を考えると、空港に到着したい時間から45~60分は逆算しておくとあわてなくて済みますね。

 

 

アトーチャ駅 構内モニター

アトーチャ駅 構内モニター  写真Copyright © 2016 Vitalspain • All rights reserved

 

上の写真は駅構内にある列車の発着を示すモニターです。

PROXIMO TREN :次の列車 -->19:14(発) Via1  AEROPUERTO
desde este punto aproximadamente 4 min ーー>この地点から乗り場までおよそ4分

と表示されています。つまり次の空港行きの列車は VIA=1番線から 19:14時に出発です!(英語でも同じ案内が書かれています。) 乗り継ぎがややこしかったり、バス停がわかりにくいよりは、案外鉄道が一番安上がりでわかり易い選択肢かもしれません。

 

 

 

プライベート送迎サービス

 

さて、ここまで読まれて、それでも「いえいえ、なんだかいろいろ考えるのが面倒くさいし、せめて到着時は安全にホテルに連れて行ってくれるプライベート送迎サービスを利用したい。」という方にお奨めなのが、プライベート送迎サービスです。「タクシーと同じでは?」と思われるかもしれませんが、

 

  • プライベート送迎サービスは事前予約が必要
  • 日本を出発する前から予約・確約ができる
  • だから支払いも事前に済ませておくので運転手に現金で支払う必要がない
  • 何よりも疲れているときにタクシーの行列に並ばなくて済む

 

という違いやメリットがあります。そして今回ご紹介するプライベート送迎サービスはなななんと!! タクシーよりもちょっとだけ高い36€!!という超お得なサービスです。私が個人旅行のお客様に提供している「オーダーメイドの旅作り」サービスでも、送迎サービスをご希望のお客様に提供させていただいているのですが、

 

  • 予約の手続きが簡単
  • 利用の24時間前まで予約が可能
  • オンラインクレジットカード決算
  • ドライバーも時間厳守
  • 24時間前までキャンセル無料~!

 

今までご不満な思いをされた方はお1人もいらっしゃいませんでしたので、値段もさることながらサービスの面でも安心してお奨めできるのもポイントが高いです。

特に日本からスペインへ、欧州経由でいらっしゃると、たいてい夕方/夜の19時以降の到着が多いですが、これが、意外ときついのですよね・・・。特にヨーロッパの都市からの乗り継ぎ便の2時間半~4時間のフライトがきついのです。疲れがたまっている、時差ぼけで睡魔に襲われながらの乗り継ぎ手続きと搭乗手続き、そして寒い機内。やっとの思いで到着した頃には体力に自信のある方意外はたいていふらふらしていると思います。そんな時、追い討ちをかけるようにタクシー乗り場は行列・・・。

たったの6€の差で、プライベート送迎サービスが確約できるのであれば、特に到着時には本当にお奨めですよ。

 

予約の仕方

 

アイコンつき画面、かつシンプルな英語で説明がされているので、感覚で数箇所クリック&必要なデーターの入力だけで予約が完了できます。

 

 

予約時の注意事項

 

  • 車種は3名乗り/6名乗り/16名のりと、利用者の人数や荷物の数によって選べます。
  • 利用人数と車で運べるスーツケースの数は必ずしも一致しません。
  • 3名までの車種はスーツケースが2個と手荷物が2つまで。6名までのバンはスーツケースが6個と手荷物が6個まで。人数が少なくてもスーツケースの数や荷物が大きい、多い場合は、迷わずにバンにすることをお奨めいたします。
  • 深夜・早朝の利用ももちろん可能ですが、その場合は深夜料金が適用されるので数€高くなります。
  • ドライバーはスペイン語・英語のドライバーですが、指定は出来ません。
  • もしも、帰国時に依頼をされたい場合は、配車時間は最低でも利用フライトの2時間半前を配車時間(予約時間)としましょう。マドリード市内からバラハス空港まではおよそ20分~30分です。ターミナル4を利用される場合は、搭乗手続きが込み合うことも予測されますので、心配性の方は3時間前でもいいでしょう。

 

 

予約時に把握しておくこと

  • 利用人数
  • 利用時のスーツケースと運ぶ荷物の数
  • 移動先(滞在先ホテルの名前・住所や会議場所の住所など)
  • 到着フライトデーター(便名・到着時間・フライト発地)
  • メールアドレス
  • 連絡先としての携帯番号
  • 支払いにご利用になられるクレジットカード

 

予約を完了(Check-out)したら、eメールでバウチャーが送られてきますので、利用当日にご持参ください。

 

 

トップ写真:from Flickr By Galio

 

今日も最後まで読んでいただき有難うございました。

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