土屋 寛子

土屋 寛子

管理人

こんにちは! ブログ管理人の土屋寛子です。

私という一人の人間の種を温かい綿でくるみ芽が出るまで育んでくれた故郷日本。異郷で育った苗木に肥沃な土地を譲り与え、水を注ぎ陽を当てて、支え木なしで立てるまでにしてくれたスペイン、第二の故郷。この両国への深い感謝の気持ちと愛情、そして強い情熱こそがいつの日も、いつか二つの土地を結ぶ架け橋に成りたいという夢を追いかける動力となっていきました。

物心着いた頃から抱き始めたスペインに対する興味はやがて目標に変わり、イスパニア言語学位を取得をしました。大学在学中にスペインへ語学留学をしたことをきっかけにスペインに対する憧れはますます強くなり、あの独特な開放感ある太陽の下へ戻りたいという気持ちが打ち消さなくなっていきました。

大学卒業後旅行会社に就職。日本とスペインを旅の案内人として行き来する生活を数年続けたある年、マドリードにオフィスを構える日系旅行会社への就職が決まりいよいよスペイン生活への切符を手に入れました。

あれから日系、スペイン系、外資系の旅行会社で働き続けること15年。一人の日本人として、仕事人として、また一人の女性として、そして今は母としても様々なスペインの素顔に触れ、スペイン人に学びながら日々を送っています。

仕事柄スペイン以外の諸外国にも多く旅をする機会がありましたが、スペインに戻るたびにいつも思うのです。文化、祭り、食生活、人生観、観光地、芸術、スポーツ、などあらゆる角度から見てもスペインほどバリエーション豊かで奥深く面白い国はない、と。

かつて「アルハンブラ物語」の中でワシントン・アービングが次のように表現しました。

“旅人にとって、スペインはなんと不思議な国であろうか。魔の城のように、はらはらさせる出来事がいっぱいで、非常にみすぼらしい旅籠宿で供せられる三度の食事のメニューそのものが、すでにわれわれの旅に回答を出しているように感じられて来るのだった。通行税と取り立てるハイウェイや贅沢なホテルがないと不平をいうひとには、こうした旅をする資格がない。便利なさまざまな制度が目立つ国には無気力がみなぎっているではないか。われに山登りの冒険、流浪や旅の苦しみを与えたまえ。ロマンチックなスペインの旅には、本当の<遊び>がある。”

(出典:アルハンブラ物語 w・アービング 江間章子訳 講談社)

このブログはアービングや、ヘミングウェイ、エバ・ガードナーが虜になったスペインの魅力を伝えすることを目的に始まりました。スペインの扉をくぐって魔性の国、スペインに遊びにきませんか。