このページはスペインの主要都市、地方で開催されるちょっと珍しいイベント、お祭りなどをピックアップして取り上げていきます。随時更新中!(最新更新日:2019年5月9日)

マドリード / チンチョン 中世手工芸品マーケット

開催期間:3月2日~3月3日

ジャンル/ 祭り・観光

スペインのもっとも美しい村協会認定のマドリード県にある村チンチョンにて、毎年春を迎える直前に開催される中世手工芸品マーケット。2005年から市役所や地元の文化奨励協会-虹、商店などが協力し開催されてきている盛大な青空マーケットは、スペイン全国津々浦々「中世マーケット」が開催されている中、アルカラ・デ・エナーレス市の「セルバンテス マーケット」に匹敵する大規模のマーケットに成長しました。

 

チンチョンの人気はかわいらしい木造バルコニーの残るマヨール広場。人口5200人とそれほど大きな町ではない田舎街も、この日ばかりは遠くから多くの人々も訪れ大賑わいとなります。

 出店者は中世の商人のような服装に身を包み、古いテント風の屋台は木、荒布、藁などで飾られ中世の雰囲気抜群。屋台には手作りパン、手作りソーセージ、ハーブ、ハーブティー、キャンディー、ケーキなどの食品から銀細工工芸品、装飾品、木製玩具、革製品、陶器、蝋燭などあらゆるジャンルの手工芸品がずらりと立ちび、とっても珍しい雰囲気の中観光を楽しむことができますよ。普段の落ち着いた田舎街を楽しむのも良いですが、賑やかで楽しい中世マーケット開催日に訪れて、中世のスペインの田舎街へタイムトリップはいかがですか?

開催期間:3月2日~3月3日

開催場所:マドリード チンチョン マヨール広場

公式ウェブサイトこちらから  

【 チンチョンまでの行き方 】

マドリード市内Conde de Casalバスターミナルから、337番線のバスにて片道45分。時刻表はこちらから。

 

 

マドリード / マドリード王宮

王宮の防衛隊交代の儀式

ジャンル/ 文化・ツーリズム

護衛隊の交代の儀式が、観光客のみならず、地元マドリードっ子達の間でも人気です。マドリードの王宮は普段は観光客に開放されていて、内部の見学ツアーがありますが、現在でも王室関係の公式セレモニーが開催される重要な建物。なので常に 護衛隊が王宮をガードしています。ならいつでも「勤務時間交代」の儀式ってやっていそうじゃない?と思われるかも知れませんが、この交代の儀式は毎月最初の水曜日の正午だけに開催される特別なもの。音楽隊の演奏と騎馬隊、徒歩護衛隊の行列が見られ大変興味深いイベントです。スペインはいまでこそ兵役義務はなくなったものの、一国を守っているものは「武器を持つ職業軍人」であることが垣間見られる貴重なイベントだとも言えるでしょう。

 

開催日:毎月 / 第一水曜日 正午12時 

※ただし、公的行事が王宮で開催されている場合、このイベントは行われない場合もあるようです。

開催場所 :マドリード市内 王宮-オリエント広場の間に位置する正面玄関

第一水曜日にマドリードにはいないわ~、という方へ。この公式行事ほど盛大ではないですが、毎週水曜日と土曜日の11時に護衛隊の交代(これはまさに勤務時間によるもの)が見られますよ。但し、7月/8月は10時~12時の間。

 

 

 

 

ナバーラ  /  トウデラの野菜祭り

開催期間:4月12日~5月5日

ジャンル/ 祭り・観光

今年は開催25年目と言うことと、聖週間が4月後半に重なるため例年より開催期間が長くなった野菜王国-ナバーラの野菜祭り。

マドリードから北315kmほどにある、ナバーラ州トウデラにて毎年開催される春野菜の収穫を祝うこのお祭りでは、野菜を中心にして「集う!食べる!飲む!そして踊る?」ことを楽しむのがお作法です。

踊ると言ってもここはナバラ、バスク文化と独自のナバラ伝統文化が根底にある地方なので、セビジャーナスを踊るのではなく、バスク伝統の踊りが市民の「集う場所」で好き好きに踊られているという、地方色満載のお祭りなんです。

リオハ地方ととも境を共有している地理的特色を活かして、おいしいワインも多く清算しているばかりか、ナバラの発泡酒も国内では徐々に知名度も高まって来ています。春の3大野菜-ホワイトアスパラガス、アーティチョーク、としてアバス(habas)と呼ばれる特産インゲン豆のメネストラと呼ばれる野菜ソテーは、本当に何度も食べたくなるおいしさ。今年は期間も長いので、1泊2日でトウデラまで遊びに行って見てくださいね!

TUDELA/トウデラまでの行き方

マドリードからRENFEにて2時間30分~3時間強。バスだど4時間ほどかかりますが、日付と時間帯によっては料金がRENFEより半額以下となるケースもありますよ。

 

コルドバ / 名物?!カタツムリを食す

開催期間:2月22日~6月14日

ジャンル:グルメ・観光・文化

アンダルシア地方の人気の訪問地コルドバ。
美しいパティオ、メスキータで有名ですが食の伝統には、ちょっとめずらしいカタツムリがあります。

カタツムリのシーズンは条例で管理されているため、いつでも食べられるわけではありません。 コルドバの人々が首を長くしながら毎年楽しみにしていているカタツムリのシーズンがようやく解禁となりました。

安全上、経済上管理上、きちんとカタツムリの販売許可を得た業者だけが、指定された期間中だけサービスができるようになっています。
コルドバに行ってカタツムリの絵のついた屋台を見かけたら、フィノと一緒にカタツムリに挑戦してみてはいかがですか?

 

 

 

 

マドリード / 見逃さないで!プラド美術館特別展

「フラ・アンジェリコとフィレンツ ルネサンス初期展」

開催期間:5月28日~9月15日

プラド美術館は常設展の鑑賞だけで、最低1時間半~2時間、絵画鑑賞が好きな方は一日中滞在していても飽きない場所と言えるでしょう。この美術館にはスペインの歴代の王達が芸術家を保護し、芸術を守り多くの絵画や芸術品を購入してきた、その膨大なコレクションの「一部」が一般公開されているのです。

 ギリシャ、ローマ彫刻、イタリア、フランダース、スペイン絵画の数々は圧巻されるほどの大きな規模のものから小さなものまで様々。常設展だけで見応えたっぷりなので、一通り常設展を鑑賞した後には「もう出ようか。」という気持ちになる方もいらっしゃるかも知れません。でも、この特別展はたとえそんな気持ちになっていたとしても、是非見逃さないで鑑賞していただきたいと思います。

15世紀初期にフィレンツェで芽生え花開いたルネッサンス芸術期。数々の天才、芸術家が生まれましたが、この特別展は1420年~1430年のフィレンツェのルネサンス初期に焦点を当てていますが、中でも最大の注目作品は、フラ・アンジェリコの「受胎告知」。

 実はこの作品は2019年の5月に修復作業が完了したばかり。汚れが綺麗に落とされ、ひび割れていた部分なども修復され目を見張るばかりの色彩が蘇っています。この一枚を見るだけでも、是非特別展へ足を伸ばしてくださいね。 

 

写真:バブリックドメイン / フラ・アンジェリコ  『受胎告知』(プラド美術館) 修復前の画像です。

 

入場券はプラド美術館公式ウェブサイトから事前にお求めいただけます。

プラド美術館公式ウェブサイト日本語の見学案内はこちらからどうぞ。

 

 

タラゴナ / 間近で見てみたい! 人間タワーシティー月間

開催期間:6月24日~9月24日

ジャンル:観光・文化・伝統・イベント

2018年には有名な日本の芸能人が人間タワーを間近で作り上げるところに参加をするという企画でついにお茶の間にも登場した人間タワー。何もタラゴナ県に限った行事ではなく、カタルーニャ地方(はたまたピレネー山脈の向こう側のフランスでも)全般に共通する人間タワーという伝統文化。

小さな頃から地元の団体に属し、伝統技をまさに身をもって学ぶという長いプロセスの果て、ようやく完成する人間タワー。参加メンバーの体重、体格、バランスを計算しつくし、安全第一をモットーに、一番高い塔を作ることを競い合う。そこには想像を絶する努力と忍耐と、何十時間にも及ぶ練習時間、つまり情熱が結集していると言えます。個人主義が表面に出がちなスペインですが、これはまさにチームが一団となっていないと成し遂げることの出来ない偉業です。

さて、この人間タワーはご想像の通り、カタルーニャに行けばいつでも何処でも見られるわけではありません。特に世界遺産にいち早く名乗りを上げ、無形文化遺産に登録させた地元タラゴナの人間タワーを見学するには、人間タワーシティー月間中でないと見ることができません。秋~春の間に、屋内で練習を重ね、屋外で思いっきりイベントをするシーズン(6月後半~9月半ば)に、練習の成果を多くのイベントにて披露する場を、ということで、タラゴナ市役所と観光局が音頭をとりこの人間タワーシティー月間が設けられるようになりました。

現時点では今年の詳細がまだ発表されていませんが、例年通りですと、タラゴナに水曜日・日曜日に滞在していれば、大聖堂前広場をはじめ、様々な公共の広場にてお披露目イベントが開催されているので、真近でみるチャンスです。お奨めはタラゴナにせめて一泊して、観光とイベントのどちらも楽しむことですが、どうしてもバルセロナから日帰りを、という場合でも、バルセロナから早めのAVEにてタラゴナへ行けば、駆け足ですがその両方を楽しむことも可能です。是非、今度のスペイン旅行のイベントに加えてみては?

公式ウェブサイトこちらから

【タラゴナまでの行き方】

バルセロナからRENFE/AVE/特急 =>30分~1時間30分

マドリードからRENFE/AVE =>2時間15分~2時間30分

 

 

 


グラナダ / グラナダ国際音楽舞踏フェスティバル

開催期間:6月21日~7月12日

ジャンル:音楽・舞踏・イベント

 

“アルハンブラ宮殿にヨーロッパの文化遺産を集約させる”というのがコンセプトの始まりとなった、グラナダ市で行われるフェスティバルで最大規模のもの国際音楽舞踏フェスティバル。

毎年スペイン国内外からのトップクラスのアーティスト、舞踏団が集まるこのフェスティバル。もちろん目当てのアーティストやオーケストラがあれば別ですが、アルハンブラ宮殿内に設けられる特設ステージで楽しむひと時は、普段からクラシック音楽やバレエ、現代舞踏になれていなくてもまさに真夏の世の夢のワンシーンのようなです。この時期にグラナラに運よく滞在できそうだという方は、是非アルハンブラ宮殿-カルロス5世宮殿(Palacio de Carlos V)またはヘネラリフェ劇場(Teatro del Generalife)でのチケットを狙って、贅沢な夏の思い出作りをしてみては。

開催期間:6月21日~7月12日

開催場所:アルハンブラ宮殿内特設会場他、市内に設けられた特設会場、イベント会場

チケット販売==> 3月27日発売開始

公式ウェブサイトはこちらから (英語/スペイン語のみ)