春!スペインには旬の食材がたくさん出回っています。地産地消を応援するスペインの扉は旬物、地元産(スペイン産)の食材を日々の生活に取り入れるようにしています。そんな中、スペイン春の旬の食材の王者、ホワイトアスパラガスについて、フェースブックの投稿をしているうちに、ある記憶がよみがえってきました。
ホワイトアスパラガスを巡る二つの重要な体験談
~~1.だめだめ編~~
スペインの扉がまだ10代だったとき。
タンシチューがとってもおいしいよとお奨めされて家族と期待を胸に膨らませて出かけた、とある神戸の老舗レストラン。忘れもしない記憶とは、インパクトある情景、状況、反応、感情などが脳裏に焼きついたときに分類わけされる記憶。
その日の記憶は今でも本当によく覚えています。なぜかというと・・・。
期待したレストランは古いだけで老舗の風格とはかけ離れていたし、内装はお世辞にも良いといえないばかりか、メニューもたいしたことなくて、家族全員でがっかりしたからです。
中でも記憶に焼きついているのが、私の人生最初のホワイトアスパラガスとの出会いがこのレストランであったということ。グルメ経験も今ほどなく、情報もなく、メニューにあった「当店お奨めのホワイトアスパラガスのサラダ」なる前菜をオーダー。
初めてホワイトアスパラガスなるものに遭遇した家族全員が 「なにこれ? 缶詰…?」 とまたがっかり・・・。
30年も前の時代ですから、いくら外国文化の影響を良い意味多く享受してきた神戸といっても、ホワイトアスパラガスの瓶詰め、缶詰はスーパーでは販売されていませんでした。
ですから、いくらそのアスパラガスが輸入品-上品の一級品であったとしても、当時の私たちには缶詰(または瓶詰め)のものがそっくりそのまま5-6本お皿に並べら、マヨネーズが添えられただけの一品には納得がいかなかったのです。加えてそれを評価するだけの経験も私たちに不足していました。
なんなのでしょう、これは?!ここがお奨めのお店なの?
とう気持ちで過ごした食体験は当然マイナス、だめだめな記憶となってしまって、ホワイトアスパラガスの味はまったく覚えていません。
それからというもの私のホワイトアスパラガスという言葉に対する反応は,長い間拒絶感の連続。だめ~。意味わかりません。?というネガティブなものばかり。 そう、スペインのホワイトアスパラガスに出会うまでは。
次回はスペインのホワイトアスパラガスとの出会いについて触れてみようと思っています。
今日も最後まで読んでいただき有難うございました。
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